大阪で“価値がわかりにくい古道具”ベスト5|売れる?ただのガラクタ?

大阪で“価値がわかりにくい古道具”ベスト5|売れる?ただのガラクタ?

◆古道具=ガラクタではない

「古道具」と聞くと、壊れた家具や錆びた道具を想像する方も多いかもしれません。しかし骨董品や昭和レトロの世界では、“見た目は古いだけ”に見えても、コレクターが高値で探している品が存在します。

大阪は商人の町であり、また職人文化が根付いていた地域。そのため、他県にはあまり出てこない「大阪ならではの古道具」が眠っていることも少なくありません。

◆大阪でよく見つかる!価値がわかりにくい古道具ベスト5

1. 船場商人の帳場机(ちょうばづくえ)

大阪の船場は商人の町。古い家屋には“帳場机”と呼ばれる引き出しの多い和机が残っていることがあります。埃まみれで使いにくそうに見えても、骨董好きや古民家リノベーションの需要があり、意外と人気の高いアイテムです。

2. 堺打刃物の古い包丁

堺は刃物の名産地。古い包丁や鉋(かんな)、鑿(のみ)が出てくることがあります。錆びて切れないように見えても、銘(作った職人名)が入っていれば価値が出るケースも。特に料理人やコレクターからの需要があります。

3. 昭和の琺瑯看板(ほうろうかんばん)

「ボンカレー」「キンチョール」などの広告が描かれた琺瑯看板。大阪の町工場や商店に今も残っていることがあります。サビや欠けがあっても、レトロブームで人気が高騰中。インテリアとして海外からも注目されています。

4. 古いラジオ・電化製品

昭和初期〜中期の真空管ラジオや扇風機、ブラウン管テレビ。動かなくても「部品取り」や「ディスプレイ需要」で取引されます。大阪の下町では意外と残されている家庭が多いアイテムです。

5. お茶道具・華道具

大阪は茶道や華道の文化が盛んな地域。「祖母が使っていた茶碗や花器」「何に使うかわからない道具」も、専門家が見れば価値のある骨董品かもしれません。特に茶器や花器は、質屋や骨董市で古くから取引されてきたジャンルです。

◆見極めは難しい!プロ査定がおすすめ

これらの古道具は、一般の方には「ガラクタ」にしか見えないことも多いですが、実際には数万円以上で取引されることもあります。逆に「これは高そう!」と思っても、残念ながら値がつかない場合も…。大切なのは「素人判断で捨てないこと」。片付けや遺品整理のときに出てきた古道具は、一度プロに見てもらうのが安心です。

◆まとめ|大阪の古道具は“眠れるお宝”かも

大阪は商人文化や職人文化が根付いた土地柄。そのため、他の地域にはない古道具や昭和レトロ品が多く眠っています。

もしご実家や倉庫に「古くて使えなさそうなもの」があっても、捨てる前に一度ご相談ください。TKサービスでは、片付けのお手伝いとあわせて骨董品や昭和レトロ品の買取も行っています。眠っている古道具が、思わぬ価値を持っているかもしれません。